【論文紹介】Computational design of mechanical characters
Computational design of mechanical characters
概要
2013年の論文です.アーティストが指定した二次元平面上の軌跡に対し,予め用意したデーターベースの中からベストな機構を引っ張ってきて,さらに最適化手法 quasi-newton 法 などを用いてリンク位置や長さの微調整を行います.ギアの最適化やレイヤー配置の問題など様々な問題も同時に解いています.これにより,複雑な動きのあるキャラクタでも再現がしやすくなりました.
感想
一番好きな論文,つまり研究をはじめるきっかけを与えてくれた論文のうちの一つです.僕が注目している著者は,Stelian Coros さんと Bernhard Thomaszewski さんです.この二方はこの論文の執筆後も様々な機構や技術に関する論文を公開しているので,チェックしてみると面白いかもしれません.